パソコンでの査定@志木市
[18-05-19]
- 商品数
- 約150点
- 査定金額合計
- 7800円
※買取価格につきましては、商品の程度・ランクにより変動致します。
また、買取相場は予告なく変更する場合がございます。
先日、志木市宗岡に出張買取に行かせていただきました。
お客様のご自宅で、いつものように査定していると、
興味深そうに私のことを見ているので、振り向くと
「今は、査定はパソコンでやるんですね」と。
そうですね、私はいつものことなので、なんとも思っていませんでしたが、
査定する本を前に、パソコン
(正確にはタブレットです。今回の画像は私が使っている実物です。
タブレットには当店独自の査定ソフトが入っています)
を出して、査定する様子は、かなり異様なものなのかもしれません。
特に、新しい本に関しては、タイトルよりも先に、本の裏にあるバーコードを
チェックしてますから、不思議に思うのも無理ありません。
これは、風情が無いと言われてしまうかもしれませんが、古本の世界も、
インターネットの価格が、相場を決める時代が来てしまっているんですね。
そんなバカな・・・と思われる方、
全国で行われている古本即売会などの値札の価格と、インターネットの価格を
比較してみてください。
私も最初、調べた時は、びっくりしました。一見、パソコンなんて縁が無さそうな古本屋さんも
しっかりとインターネットの価格をチェックしてます。
変な価格だと売れないので、しっかり調べるんですね。
もちろん、昔からの店主の相場感で値付けをしている店もまだたくさんあります。
でも、私の知る限り、そういった店は、繁盛する確率よりも、淘汰されてしまう確率の方が
圧倒的に高いんですよね。
何十年もかけて養ってきた相場感が、コンピューターに負けてしまうんです。
全然、スケールも分野も違いますが、
将棋の世界でも、有名な棋士が次々にコンピューターに負けています。
藤井七段には、是非、コンピューターに勝って欲しいなぁ。
買取の方は、新書・文庫、単行本等、約150冊をお売り頂きました。
査定風景など中々見れないので、
「古本の相場は分からないので、お値段は分からないですが、楽しかったです♪」
と言っていただきました。
ご依頼頂きまして、ありがとうございます。
また機会がありましたら、よろしくお願いします。