キャラバン 半分くらい
[15-11-09]
- 商品数
- 多数点
- 査定金額合計
- 企業秘密円
※買取価格につきましては、商品の程度・ランクにより変動致します。
また、買取相場は予告なく変更する場合がございます。
今日は、東京の神田市場に仕入れ兼、勉強に行ってきました。
この神田市場は、日本最大(たぶん)の古書市場であり、毎回、ビルの複数のフロアーを使って
古書・古本の取引が行われます。
ここで商売ができるのは、資格を持っている人のみで、
いうなれば、全国のプロが品を持ち寄り、自分の必要なものを買い、
不要なものを売却しています。
テレビや新聞で、古書の解説をしているような人が、普通にいます。笑
私のここでやることは、本を仕入れることはもちろんなのですが、
自分が扱ったことのない古書が、どのような値段で取引されるか?を学ぶこと、
また、同業の人との情報交換が本当に為になります。
といいますのも、古書会館の古書の購入は基本的に、入札で行われ、
一番高い値段を付けた人が購入できます。
なので、自分が扱ったことのない書籍を、プロがどのくらいの値段で仕入れるのかを
目の前で見ることができるわけです。
自分の扱ったことのない書籍を、自分だったら、いくらくらいで購入するかを考え、
実際にどのくらいの相場で他のプロが購入したのか。
この学習を繰り返します。
この経験の積み重ねが、目利き力になっていきます。
なんだか、学生時代の勉強のようですが、まさにその通りです。
この貴重な勉強の場、神田市場に参加する資格を、
以前は、朝霞市、志木市、和光市、新座市で営業する古本屋の方々も
多数持っていたのですが、
今では、持っているのは、当店のみになってしまいました。
そういった意味で、私がこの地域に残る、大切な書籍の判断をしないいけないと思っています。
少しでも多く、価値ある書籍を残すために、
私ももっと勉強しないといけません。
そして
本を捨てる前には とりあえず、ホンカウに電話相談しよう!
そんな風にならないといけないと思っています。