南部古書市場にて仕入れ
[15-11-14]
- 商品数
- 多数点
- 査定金額合計
- 企業秘密円
※買取価格につきましては、商品の程度・ランクにより変動致します。
また、買取相場は予告なく変更する場合がございます。
今日は、南部古書組合の市場に参加してきました。
古書組合は、東京だけでも神田本部を本拠地に、数か所あります。
今回行ったのは、文字通り、東京の南部にある市場です。
面白いのは、市場ごとに、特色があることです。
この特色は、本を売って頂ける方、
つまりは、住んでいる人によって形成されます。
これは、朝霞、新座、志木、和光の古本買取においても同じです。
例えば、和光の買取は圧倒的に単身の方からの買取が多く、
その結果、趣味的な本の買取が多いですね。
また、ゲームやDVDといった買取も多くなります。
新座は、児童書の買取が非常に多いです。
朝霞は、ご家族からの買取が非常に多い傾向にあります。
話を市場の仕入れにもどします。
本日の市場も非常に勉強になりました。
言い換えると、本日も、まだまだ知識不足・勉強不足を痛感させられる、
市場となりました。
本当に奥が深いです。
今日、特に勉強になったのは、創元社推理文庫のシリーズです。
このシリーズは人気シリーズで、今の版は、カラフルなパステルカラーのカバーが
目印です。
このシリーズで見たことのない本が出品されいました。
見たことがない本が出てしまってはプロとしては失格なのですが、
元から発行部数が少なく、廃版になってしまった本、いわゆるプレミア本と言われるような本には、
古本屋をやっていてもなかなか出会えないものなのです。
今日は、それを見ることが出来ました。
このような見たことのない本が出てきたとき、どのように価値を見極めるか???
著者か?シリーズか?元の定価か?
本当に貴重な勉強させて頂きました。 ありがとうございます。
本日のうちに仕入れた商品を整理し、明日以降の買取に備えたいと思います。